天草 一番採りわかめができるまで
製造元の宮崎海産 突撃レポート


ここ!
今年(2012)から袋に「無塩」という表示が付きます

塩蔵なのに無塩とは?

宮崎海産では、わかめの根元や茎を切り分ける選別作業の「2次工程」で塩を加えていません。

作業工程を見ながら、独自製法を解説します。




この画像の「無塩」マークはの合成です
実物とは異なります

熊本県の天草灘は有明海の入り口に当たり、潮の流れが速くて海がきれいなので質の良い海産物が採れると言われています



これが宮崎海産

収穫の解禁を受けて地元漁師さんが収穫したわかめが搬入されます
<第1次工程>

まずは「選別」 
この段階で歩留まりが20〜23%というとても厳しい選別が行われます





次に、選別されたわかめは

1.手前の槽で水洗い

2.奥の槽で80度の湯通し

され


この斜めのスノコで

水切りされます

円筒形のドラム内で少量の塩と攪拌します

ここがポイント!

翌日、もう一度少量の塩と攪拌することで、塩と水分はほとんど取り除かれて、乾燥わかめに近い状態に


この2回の攪拌を行うのは宮崎海産だけのオリジナル技術です
この技術によって、乾燥わかめに近い状態で冷蔵保存すれば2年でも日持ちしながら、
使い方も食感も生わかめそのもの!
<第2次工程> ここからは手作業






湯通し・塩蔵したわかめの
茎取り作業





根元の茎と葉を切り分けます






    切り取った茎







目視で小エビなどを取り除きます
多くの製法では、この段階で塩を振ります
宮崎海産では、この工程で塩を使わないので、「無塩」と表示されます





最後に金属探知機で
安全確認






出荷準備完了

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