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小  野  酒  造  店
長野県辰野町
 
純 米吟 醸・生一本     「しずく採り」入荷しました

この蔵は、辰野町の小野宿にありますが、すぐ裏には山があり、仕込み時期の寒さはまさに厳寒。

仕込みの時期には、蔵の中でストーブが活躍しています。
何故なら、寒すぎて酵母が働けないから。

長野県で開発されたアルプス酵母を見事に使い、従来の信州の酒のイメージを覆しています。
造る杜氏は南部杜氏

2000年(辰年)を機に、2000円(税別)の「辰の吟」を発売。
このお酒は、ラベルに「山田錦」100%と謳っていますが、
実はここから上位のお酒の全てを兵庫県産「山田錦」に変更しています。

ここには、日本酒が抱える将来への不安が隠れています。その件についてはこちら

 

超・限定 お勧めのお買得品

純米吟醸 生一本
・しずく採り
山田錦:麹米50%、掛米60%精白

「夜明け前」の人気商品「生0一本」の限定品です。

最高級の大吟醸は「袋搾り」されますが、
その「酒袋」の馴らしの為に 「しずく採り」された「生一本」です。

通常よりも粕歩合が高いことはもちろんですが、
ふくよかな味わいや後味のキレの良さなども増しています。
無濾過ならではのオリがあります。

価格は通常の「生一本」と同じで、お買得品です。
 
720mL    ¥1,512     


純米 生一本

   「ひやおろし」

「夜明け前」の人気商品「生一本」(山田錦:麹米50%、掛米60%精白)の季節限定品。
春に火入れしたものを、夏の熟成を経てそのまま瓶詰めしたものです。
通年商品に比べ、落ち着いた感じがあり、「ぬる燗」でもお楽しみ頂けます。
「生一本」ですから割水なしの原酒ですが、アルコール度数は16.5度で、ソフトな口当たりで、「ふくよか で女性的」と評されています。
 

720ml    ¥1,512
完売しました

お勧め品

吟醸「厳寒仕込み」

すっきりと、上品な吟醸酒です。
料理をひきたてるお酒です。

信州を代表する名旅館として知られる高山村(当店のある須坂市の隣村です)・山田温泉・「藤井荘」さ んhttp://www.fujiiso.co.jp
で一番の人気商品です。

1.8L    ¥3,500
720ml  ¥1,995

特別本醸造 

   「辰の吟」

2000年辰年から発売されている特別本醸造。
発売年にちなんで価格は¥2,000

兵庫県の農家と「山田錦」を向こう20年の契約により 購入。
60%精白の山田錦のみで造られており、この価格は特筆すべ きコストパフォーマンス
 
 

1.8L    ¥2,100

 

   

 
日本酒が抱える将来への不安と対応

日本酒造りで最高の米と言えば、兵庫県産「山田錦」であることは万人が承知している事実です。
かつて(と言っても、10年位前)は、蔵元に対して「前年実績に応じての割り当て」とか、一俵当りの価格が3万円などと言われ、
完全な売り手市場でした。
しかし、日本酒需要の低迷により状況は逆転し、「山田錦」のだぶつき→暴落という事態を生じてしまいました。
さらに、兵庫県の生産農家の大半が兼業農家であり、
「高値で取り引きされるから作るけれども、価格が下がるなら作らない」
という危険性を含んでいます。
加えて、米の自由化という問題も併せると、兵庫県産「山田錦」の減産という危機を孕んでいます。
こうした状況は、蔵元にとっても死活問題となりかねません。

「夜明け前」小野酒造さんでは、「辰の吟」を主力とする計画から、兵庫県の生産者に20年先までの製造計画を提示して、
栽培契約を結んでいます。
蔵元の信州・伊那谷は「美山錦」の産地ではありますが、あえて最高の品種「山田錦」にこだわる所に、
日本の酒文化を継承するという姿勢が垣間見えるのではないでしょうか。

この他にも、当店でお取引させていただいている蔵元さんでは、それぞれの取り組みをされています。
黒龍酒造さんでは、数社の同業者と共に、兵庫県の東条において自分達での米作りに取り組んでいます。
「郷乃誉」須藤本家さんでも、「山田錦」は兵庫県の生産者との契約栽培、
その他は地元・茨城県内の「郷乃誉・酒米研究会」の農家との契約栽培で良質の原料の安定供給に務めています。
「清泉」久須美酒造さんにおいても、看板の「亀の尾」米は社員が中心となって地元で栽培しています。


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