さとのほまれ
郷乃誉
茨城県西茨城郡友部町
 

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 室町時代創業で、現存する蔵元としては日本で最古の酒蔵です。

良質の井戸水に恵まれていますが、これは「木を切るな」という家訓により守られた木が
地下水を呼び込んでくれていると言います。
つまり、
酒・米・土・水・木
酒造りは米造り       米造りは土造り    土造りは水守り      水守りは木守り
という関係です。



International Wine Challenge 2007
インターナショナル ワイン チャレンジ
4月17日、
ロンドンにて「インターナショナルワインチャレンジ2007」の日本酒部門の審査が行われ、
郷乃誉のスタンダード品  純米吟醸が金賞を受賞しました。


受賞一覧は

酒サム ライ公式HP  をごらん下さい。

この他、「雪の舞」が銀賞
「生もと純米吟醸」が Commended (銅賞に次ぐ推奨品)
を受賞しています。

郷乃誉は全量純米吟醸以上なので、
「純米吟醸・純米大吟醸」部門のみですが、
出品した殆どのお酒が袋しずく斗瓶囲いなどのいわゆる鑑 評会用の中、
レギュラー酒が金賞は偉業と言えます。


蔵の周囲には樹齢数百年のケヤキや竹林があります。
この建物は蔵の隣に造られた瓶詰めラインですが、樹木を避けるように設計され、
どうしても避けられない木は移植したそうです。
代々、蔵の西側に木を植え続けて来られたそうです。
それは、西日を遮り蔵の温度が上昇することを防ぐと同時に、
樹木の下はフィトンチッドの働きで、酒を守ることが経験的に知られていたようです。

原料の米の栽培にこだわって、使用する米の全てを自家田と契約栽培によって自ら造り出しています。
米造りから酒造りまで全ての工程は微生物によるサイクルと言い切り、
その一つでも化学肥料などで置き換えられてはならないという考えにより堆肥造りから自ら行っています。
こうして造られた最高の原料を超高精白して(最低57%、最高23%)造られる美酒は、
全て純米仕込みで、ソフトで風格ある品の良い味わいです。

一部銘柄を除き、その全てを生酒として出荷しているところもこの蔵の特筆すべき点です。
真の酒通のみが知り、極めて入手困難で、まさに「幻の酒」と呼ぶにふさわしい銘酒です。

2005年4月より一部価格および蔵出しに関する送料体系が変わりました



花薫 光・「山渡」  7,350円
花薫光           10,500円

   プチ花薫光?純米大吟醸    6,300円


「雪の舞」 入荷しました
純米吟醸諸白

「雪の舞」は、須藤本家800年余に及ぶ歴史の中で絶やすこと無く伝え られて来た諸白(もろはく)で、須藤本家の歴史から見ると「定番中の定番」 となります。

「にごり酒を絶や すな」が、「木 を切るな」と共に家訓 だそうです。


瓶内で発酵が進んでいる活性酒で、
蔵元では「ライト・スパークリング」と表現しています。

 インターナショナル・ワイン・チャレンジにて銀賞を受賞したお酒です。

720ml   \2,153


山渡 花薫光
「山渡」原酒

 
\8,400
完売しました

   
(720ml)
「山渡」についての説明はこちらをごらん下さい。

通常の「山渡」よりも味の輪郭がはっきりとして、余韻が心地好く、最後のキレが抜群です。

原酒であることを感じさせません。

2006年7月6日  郷乃誉販売店の勉強会「第1回・四季膳の会」が開催されました。
当日は、全国より28店のみの小数限定での会でした。


郷乃誉での仕込みは最大で 750kgという驚くべき小仕込み!
各アイテムごとに、何本もの仕込みが行われているので、
その中で特に出来の良いものが「限定品」として時々発売となるのでしょう。

純米吟醸と純米大吟醸のみを造ると言うこだわりは、
通常を遥かに超える醪日数を必要とします。
その最たる例が「花薫光」で、
酒母 35日・醪日数 48日もの日数を費やしています。
この日数は、全国の蔵元の平均的な大吟醸の仕込み日数よりも
約1ヵ月も長くかけているとこを意味しています。


花薫光 入荷しました

花薫光
  27% の超・高精白
ここまで磨くには、精米機を24時間稼働で7日間を要します!
精米は米同士をこすり合わせて少しずつ削ります。急激な摩擦による発熱は厳禁です!

あのロマネ・コンティを造るDRCのオーナーが驚異した究極の日本酒です!
原料米は山田錦の親にあたる「山田穂」
山田錦の大粒で良質な特性はこの山田穂に由来しています。
欠点は背が高く倒伏しやすい点ですが、
(その為に背の低い短捍渡舟と掛合わせたのが山田錦です)
土造りからこだわっている栽培では根元から太く倒伏の危険もないそうです。

花薫光の場合、その圧倒的な芳香ばかりが話題になりますが、
実はシルクを幾重にも重ねたような繊細な味わいこそが真髄です。

720ml  ¥10,500

ロマネ・コンティのオーナーは、価格について強い関心を示したそうです。
郷乃誉は、香港では日本の2倍程度の価格で販売されているそうですが、
フランスまで輸出してもそれほど変わりはないでしょう。
仮にフランスのレストランで販売されるとしたら、
40,000〜50,000円でしょうか?

それ自体驚くような価格ですが、
DRCの唯一の白ワイン「モンラッシェ」は300,000円以上!
レストランなら500,000円

「DRCの10分の1の価格で!このクオリティ」
これこそがDRCのオーナーに驚異、いえ脅威を与えたのではないでしょうか?

追加
(この部分は2005年に書いた物で、1ユーロ 140円でした)

最近、蔵元さんから届いた情報です。
上記、ロマネ・コンティのオーナーであるオーベル・ヴィレー ヌ氏は、
「1ボトル 5,000ユーロ(70万円)か?」
と評価したそうです!

さらに、
NYの某レストランのリストには、
720mlボトルが、何と13,000ドル(135万円)で 掲載されているそうです!!!
蔵元からは決して高値で出荷している訳ではなく、
現地ソムリエがテイスティングして品質に見合う価格として値付けをしています。

おすすめ品
山桜桃

純米大吟醸 ・ 山桜桃(ゆすら)

兵庫県産山田錦による純米大吟醸・生酒
あらゆる意味で完成度の高い日本酒の理想形といえます。
最近人気のある日本酒の中にも、
明らかに山桜桃を目標としたと思われるスタイルが幾つか見られます。
和食はもちろん、フレンチやイタリアンとの組合わせも絶妙です。

DRC(ドメーヌ・ラ・ロマネ・コンティ)をはじめ数多くのワイン生産者が
郷乃誉の価格と味のバランスに驚き(脅威?)を感じたそうですが、
個人的にはこの山桜桃こそ最高だと思っています。

720ml   ¥2,310 
1.8L   \4,410

限定品


秋あがりの旨い酒
純米吟醸 冷やおろし原酒


720mlサイズは蔵出し200本のみ!

720ml  \1,785
完売しました

郷乃誉・須藤本家が「冷やおろし」を世に送り出したのは1972年の事。
現在、一般的に「冷やおろし」というと、
火入れ処理の違いで「生貯蔵」の逆の「生詰め」と認識されているようですが、
須藤さんによると正しい認識ではないそうです。


上槽後(搾った後)
瓶詰め時
一般的な清酒
火入れ処理
火入れ処理
生酒(生々)
火入れなし
火入れなし
生貯蔵酒
火入れなし
火入れ処理
冷やおろし(生詰め)
火入れ処理
火入れなし
↑これが一般的な認識の様です

正しくは、
冬から春にかけて醸された新酒が蔵の中で静かに、
特に、夏のすばらしい熟成を経て秋に出される日本酒を指します。

「生詰め」での出荷が行われるようになったのは、
品温と気温が同じ頃、気温による品質変化の心配がなくなるとして
瓶詰め時の火入れを行わずに出荷されたもので、
ある程度醸造技術が確立されて来た近年のことだそうです。

今回、郷乃誉・純米吟醸 「冷やおろし原酒」が超・限定品として蔵出しされました。
上記の通り、「冷やおろし」=「生詰め」ではないので、
郷乃誉では、「生々」と「生詰め」の2本立てで出荷されました。
いずれも1.8L 180本、720ml 160本の超・限定品です。
しかし、「生詰め」の方が愉しめる温度帯が広く、
冷やしてはもちろん、常温〜ぬる燗でもいけるということで、
当店では「生詰め 720ml」を購入しました。

原料米は、麹米に兵庫県産・山田錦(50%精白)
掛け米に美山錦(55%精白)。

極少量の為、取引店全店には案内できない希少品です。

また一つ、郷乃誉の奥深さを思い知らされます。



 

純米吟醸 霞山(かざん)・滓がらみ
生々・原酒・無濾過

非常にしっかりした味の中に、深い奥行きがあり、
まさに「美味い!」の一言!!
きれいな膨らみのある味と、控えめな香りが調和して、
日本酒の奥深さを感じさせます。

通常の郷乃誉も無濾過ですが、
あえて「滓がらみ」と名乗るだけあり、
うっすらとにごっています。
今しか味わえない旬の味わい。
しかも蔵出し本数は、
1.8L 180本、720ml 240本のみです。
(当店は720mlのみを購入)

原料米:山田錦(兵庫県産)、美山錦

720ml  ¥2,100
完売 しました






純米大吟醸  花薫光・山渡

720ml  ¥7,350   

兵庫県特A地区で契約有機栽培した最上の米
「山田錦」を27%にまで超高精白して仕込まれた純米大吟醸です。

 今日、最高の酒米として知られる「山田錦」は、
昭和初期に「山田穂」「短捍渡舟」
の交配により産み出された品種で、開発当初は「山渡」と 呼ばれていました。

醸造元の須藤本家では、開発当時の農法、
すなわち完熟堆肥による有機栽培に徹し、
最高レベルでの酒米造りから酒造りに取り組んでいます。
ここまで有機栽培に徹して行った山田錦は初めてと言われています。

 「花薫光」は、
これ以上ないほど香り高いことで酒通には知られていますが、
姉妹品として近年造られたこの「山渡」は、
対照的に香りを味の中に包み込み、
力強く、奥行き、広がり、膨らみ、そしてキレがすばらしい純米大吟醸です。
 日本の酒文化の最先端として、海外でも高い評価を得ています。



2 月、3月限定 あらばしり

人気の山桜桃の「あらばしり」です。
ボトルの裏貼りの記載です。

「あらばしり」は当家では代々酒白と称し、
寒仕込の間に珍重されてきた門外不出の生酒です。
古来よりの槽掛けで上槽し(搾り)もろみの白さがうっすらとそのまま残っております。
従来蔵元でしか味わうことの出来なかった「あらばしり」のすばらしさを堪能して頂ければ幸いです。

720ml   ¥2,310
 
  完売しました

何人ものお客様から驚きのご感想を寄せて頂きました「熟成」山桜桃は完売間近です。


超・限定品

純米大吟醸
松寿千年翠  1973年産
(しょうじゅせんねんすい)
 

完売しました
 

下手な説明より、蔵元の言葉を紹介させて頂きます。

26年の永い熟成の歳月を経て27年目にやっと蔵出しの運びとなりました。
無濾過・生々の純米大吟醸です。

最初から熟成を念頭に生々で熟成させて参りました。

1973年頃は、古酒と言うと売れ残って
黄色、あるいは更に濃い色へと変化してしまったお酒と言うことで
あまり良いイメージが有りませんでした。

折角売れるているのに商品を残すのはもったいないというお話も頂戴致しましたが、
是非ともお客様に熟成のすばらしさを知って頂きたい。

そんな想いから、
限りなく透明感のある、深い、静かな熟成をさせ、長い歳月を掛けた「時」だけが
叶えてくれる唯一の味、
年を重ねるごとに木目細やかな深い味わいとなり、
年輪を重ねたが故の唯一無二の
純米大吟醸をと醸して参った次第です。

醸すものの゛感゛と言うと過言かもしれませんが、
西暦2000年には永い熟成を経て、
飲み頃になると確信して醸して参りました。

なかなか味わうことの出来ない生々・無濾過の
純米大吟醸かと存じます。
ごゆるりと歳月こそが醸し出す深い味わいをご堪能頂ければ幸いです。

限定本数 300本(720ml)
標準的小売価格 30,000円/720ml
完売しました

年輪を重ねたが故の唯一無二の純米街吟醸  300本の超・限定品

取扱い製品一覧表


造り 商品名 容量 価格 コメント 備考
純米大吟醸 松寿千年翠 1973年産
720
31,500
年輪を重ねたが故の唯一無二の純米街吟醸 
300本の超・限定品

純米吟醸 山川草木 720 24,150 2000年前の古代米を復元。稲作と生きて来た 日本人のDNAに響く酒  
純米大吟醸 花薫光 720 7,140 山田錦28%精白。ワインを凌ぐ芳香。女性に好評。ロバート パーカー絶賛!  
純米大吟醸 花薫光 1800
   
純米大吟醸 花薫光 山渡(やまわたり) 720 7.140 花薫光とは対照的に香り、味を内に秘めた「いぶし銀」の美酒。男性にはこちらが好まれます。  
純米大吟醸 郷乃誉 純米大吟醸 720
花薫光の弟(妹?)的存在。  
純米大吟醸 純米大吟醸 限定品 720
酵母を代えてシャンパンのようなキレを追及。  
純米大吟醸 山桜桃(ゆすら) 720 2,310 比類無き完成度を誇る一番のお勧め品!  
純米大吟醸 山桜桃(ゆすら) 1800
   
純米吟醸 生もと純米 720 2,100 力強さと美しさの両立。ブルーチーズにも合う。  
純米吟醸 生もと純米 1800
   
純米吟醸 純米吟醸 (黒瓶) 720
ボディと透明感のある男性的なタイプ。  
純米吟醸 純米吟醸 (黒瓶) 1800 3,780    
純米吟醸 花あわせ 720 1,575 山桜桃の妹。ソフトでやさしい飲み口。  
純米吟醸 花あわせ 1800
   
純米吟醸 霞山 1800
究極のお燗用。 火入れ 
純米吟醸 郷乃誉 1800 2,520 これがスタンダード?信じられないコストパフォーマンス!! 火入れ 

「備考」欄に「火入れ」と記入していない品は、全量生酒です。
 
 

古代米の刈入れに行って来ました

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